かみさまぎょうむかいぜんめいれい・かんぜんばん
創世記いわく神様は六日間で世界を作って七日目で休んだから日曜日は休日なんだそうだがそれに比べて現実は24時間365日年中無休祝祭日営業で肝心の日曜だってサビ残やらボランティアやら奉仕活動やらで1にも2にも会社会社カイシャだのと駆り出され日本全国出勤音頭でも歌えそうな様相を呈している世は大強制労働時代、実は神様が真っ先に言ったのは「光あれ」じゃなくて「世界創造なう #働け」だったんじゃないのかと疑いたくなる社会構造と言う他ないし最早これは世界全体をどうにかして再構成しなければならない等と言う大それた妄想に取り付かれても致し方ないのではないだろうかっつー訳で創造主出て来いや！と思ったらなんでも今は神様は引退して現在株式会社「世界」の経営責任者は神の子ことキリストとやらに委託されたらしいと聞いてしまって尚更腹立たしい事この上ないとか感じてしまったのは私は更に憤懣やるかたない気持ちであるからしてこの神様一人のワンマン経営かつ自分の息子たるキリストに全部放り投げてしまう世襲制は絶対に糾弾されるべき由々しき問題なのではないかと思う次第、おおよそ実働は息子任せで後はお偉いさんらしく上から何となく経営状況をのんべんだらりと見ている前社長こと神様は言うまでもなく責任を取って経営改善を自らの手で執り行ってもらうべきであるのでやっぱりさっさと世界作り直せ、勿論休日返上残業手当なし。
とか云々と言っていたら何気に今年の12月21日から23日の間に地球が滅亡するってマヤ人の予言であったらしいのでなるほど神様も私の業務改善命令を紳士に受け止めて下さったらしい事が後々になって判明して喜ばしい限りなのかいやその前に普通に由々しい事態じゃねーのと考えるべきだけども流石神様俺たちに出来ない事を平然とやってのけるそこに痺れる滅亡するゥ！でも折角ならあと二日ぐらいずらしてクリスマスに滅亡した方が非リア民的には喜ぶ人も多いと思いますよ神様ぁっ！
